相続登記の期限について その1

• 相続登記の期限について その1

  「相続登記に期限はありますか？」

という質問をよく受けます。

答えは「法律上、期限はありません。」

じゃぁ、相続登記をするのは手間やし、費用もかかるから放置しおこう。っとお考えになる方もいます。

しかし、相続登記をしないで、放っておくと次のようなデメリットがあります。

1.相続登記ができなくなるおそれがあります。

相続人が複数人いる場合、遺産分割協議書がないと名義変更ができません。

この遺産分割協議書には相続人全員の実印と印鑑証明書が必要になります。

名義人の方が亡くなって相続登記をすぐにすれば、家族内で簡単に話しがついたのに、相続登記を放っておいたがために、相続人が増えて、連絡もとったことのないような遠い親戚の実印が必要になることもあります。

相続人の1人でも印鑑を押さないと言われれば、相続登記をすることができません。

相続登記が出来なければ、家を売ることも出来ません。

昨今、家を売りたいのに、相続登記が出来ず、空き家になったまま放置されていることが問題になっています。

相続登記は早めに済ませましょう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
相続登記、不動産の名義変更、遺言書のことなら平野区の木戸口司法書士事務所へご相談ください。
大阪市平野区平野西５丁目４番１４号１Ｆ
ＴＥＬ：０６－６７９６－８００３
～相談無料　土日・夜間も対応可能～
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー